ピーリングジェルの効果、本当に古い角質が取れる?
年齢を重ねるごとに、鏡にうつる自分の顔に「老けたなぁ~」と感じる50代のあなた。
私も、ほうれい線・たるみ・しわ・しみ・・と考え出したら、ため息をつくとともに「しゃ~ないなぁ~、年やねんから・・」と諦めていたりします。
ですが、最近の60代・70代の方々の美意識の高さに驚くことも度々!
男女問わずですよ~。
なんと、うちの母も、来年80歳になるのですが、ピーリングジェルなるものを使っていたのです。
何、何??
ピーリングジェルやて~(゜o゜)
ということで、本日は、ちょっと実家の母から借りてきた「ピーリングジェル」について書いていこうと思います。
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ピーリングジェルって、どんなもの?人気あるよね~
なんとなく、噂では聞いたことのあるようなフレーズ。
『古くなった角質がぽろぽろ取れる』『くすみ・ざらつきを取って肌がつるつるに』みたいな感じです。
母は、週に1回程度、ピーリングジェルを使っているようですが、とっても気に入っています。
汚れた古い角質のようなポロポロしたものがたくさん出てきて、肌がサラサラになるという感想でした。
早速、私もお試し。
・
・
・・
・・・
んん~~、出るわぁ~、消しゴムのカスみたいなモロモロとしたかたまり。
母の言う通り、洗ったあとも、顔はサラサラ・ツルツルでした。
さっぱりしたような感じがします。
一皮むけた??(≧∇≦)
ピーリングジェルは、透明で水っぽく、ニオイもありません。
ゆっくりのばしていきました。
くるくる軽くこすっていくうちに、ポロポロ汚いものが出てきました。
ぬるま湯で洗い流して、おしまい(^^)
そもそも、ピーリングって何?
でも、このポロポロしたものが古い角質なら、何回か洗っているうちに出なくなるはずですよね。
ちょっと気になります~~。
さすがに、ピーリングと名の付くものなので、続けて試すことはしませんでした。
だって、「ピーリング」って「剥ぎ取る」ってことやもん(^▽^;)
やりすぎは禁物!
そもそも、ピーリングというのは、医療行為じゃなかったでしたっけ?
私も、皮膚科のお試しで「ケミカルピーリング」を一度体験したことがあります。
「ケミカルピーリング」とは?
適量の酸を、肌の状態をみながら数分間塗布することによって、古い角質や毛穴に詰まった老廃物を取り除く方法です。
適量の酸というのは、
◎AHA(アルファハイドロキシ酸)・・グリコール酸や乳酸などのフルーツ酸といわれているもの。
◎BHA(ベータハイドロキシ酸)・・サリチル酸マクロゴールなど。
私が体験したのは、後者の方で、医療機関でしか扱えない・刺激が少なく効果の高い製剤ということでした。
酸によって、分厚くなった古い角質など、皮膚の表面を溶かして、肌のターンオーバーを整えていく治療法が、ケミカルピーリング。
本来、肌の表皮は新陳代謝によって、生まれ変わっています。
角質層と呼ばれる肌の一番上層にある細胞は、基底層で作られ、上の層に順に押し上げられて表面に移動していくイメージです。
表皮の中で、基底層➡有棘層➡顆粒層➡角質層と移動し、最後に垢となってはがれ落ちるわけ。
そういえば、肌をこすった時に、白い垢が出ますよね~~。
あれは、この古い角質と皮脂が混ざったものなのです。
ターンオーバーとは、この表皮の入れ替わり・肌代謝のこと。
そのサイクルは、約28~42日と言われているのですが、これも悲しいかな加齢とともに低下していきます。
新陳代謝が低下してくる年齢になると、古い角質が剥がれ落ちるのに時間がかかるということですね。
剝がれ落ちるはずの垢が、いつまでも残っているということやぁ~~Σ( ̄□ ̄|||)
ターンオーバーのサイクルが長くなると、古い細胞がたまり続け、角質層が分厚くなります。
その古い角質を除去する方法が、ピーリングだということ。
もちろん、ケミカルピーリングは医療行為ですよ。
値段も5000~10000円くらいはするし、回数も数回続けることをすすめられます。
そんな古い角質を自宅で取り除くことができるのなら、ピーリングジェルは、お手軽で良いですよね(^^)
ピーリングジェル、やるやん!!
ピーリングジェルのあのモロモロは、本当に古い角質?
肌のターンオーバーも促進されるということなら、家でもピーリングジェルでケアしたいですよね。
でも、やっぱり、あの消しゴムのかすのようなモロモロ。
気になるわぁ~~( 一一)
疑りっぽいのでしょうか・・。
ん~どうしても気にかかる。
ちょっとググってみよう!!
アッ。∑(`□´/)/ ナニィィイイイ!!
えらいこっちゃ!!
大変なことを発見してしまいました。
『あのポロポロの正体は、角質じゃない!?』
なんやてぇ~~Σ(・ω・ノ)ノ!
ピーリングジェルによって出てくるモロモロは、「ジェル」という状態を生み出すために加えられている『ゲル化剤』の仕業だというのです。
よく『オールインワンゲル』といって、化粧水も乳液もクリームもこれ一つでOKというケア商品ありますよね。
そこに入っている「ゲル化剤」は少量で、ピーリングジェルには多く配合されているというのです。
ゲル化剤が、「こする」という摩擦行為によって、消しゴムのカスのように、ポロポロと出てくるのだとか。
ええぇ~~~~~、なんてこったぁ(゜o゜)
古い角質ちゃうかったん?
やっぱり・・(-_-;)
この「ゲル化剤」自体は、そんなに刺激があるというわけでもないらしいです。
肌を強く擦ることは良いことではありませんが、このモロモロと出るカスに、汚れが絡まって、少しくらいはピーリング効果があって欲しいものですよね。
医療機関やクリニックで行っているようなピーリング効果は、期待できませんね~~(>_<)
母は、お気に入りなのになぁ。
私は、専門家でもなけりゃ化学者でもありません。
ピーリングジェルの成分は、ぶっちゃけよくわかっていませんが、謎のモロモロが何なのか知りたくて記事にしてみました。
私のように、あのポロポロしたカスのようなものが気になっていた人もおられますよね(^▽^;)
衝撃的でした・・。
私は、ピーリングジェル肯定派でも否定派でもありません・・あしからず<(_ _)>
スキンケア商品は、自分の肌に合った製品をさがして、使うことが一番です。
まだまだ、50代。
80歳近い母に負けないように、少しは自分磨きもしなくては・・と思いました。