缶詰の栄養価の高さ、心臓病のリスクも下がる簡単レシピ
毎日忙しくて、食事作る時間が足りない~なんて時、超便利なのが缶詰。
見るからに手抜き料理で、しかもジャンクフードっぽい感じがして避けておられる人はいないでしょうか。
なんと、缶詰はとんでもなく栄養素が豊富で、簡単に一品が作れる、まさに魔法の食品なんですよ~。
そんな重宝する缶詰の残り汁にも、栄養分がいっぱい!
本日は、テレビ番組「ジョブチューン」を参考に、缶詰の栄養や絶品レシピをご紹介します。
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心臓病予防にはさばの水煮缶、最強の缶詰の栄養とは?
ふたを開けるだけで、簡単におかずになる缶詰って、あなたのおうちにもストックされていませんか。
うちには、今、これくらいありました。
値段も安くて、ついつい買いだめしちゃいます(^^;)
今日も、ツナ3缶が安かったので買いました。エへ (同じものを3つ束ねてあるので、画像には入れていません)
さんま、いわし、さばなどの缶詰は、常にある状態。
コーンやツナ缶も、すぐ補充しますね~~。
画像にいわしがないのは、節分の時に食べちゃったからです(^^;)
昔、なんとなく「さばの缶詰」は、栄養分が豊富だから汁まで食べた方が良い!と聞いたことがあります。
それ以来、さば缶を食べる時には、必ず大根おろしを一緒に汁まで食べるようになりました。
メインの具材だけではなく、残った汁にまで栄養がたっぷりなんですよね~~。
テレビ番組『ジョブチューン』、心臓血管外科医の新浪博士先生からのお話しでは!
心臓病の原因となるLDL(悪玉)コレステロールが減少する食べ物が、さばの水煮缶だというのです。
心臓病を予防するために、効果的な食べ物は「さばの水煮缶」
日本人の死因順位、第2の心臓病。
この病気で年間20万人が命を落としています。
心臓病の原因といってもいろいろありますが、中でも、特に多い心筋梗塞・狭心症の原因はドロドロ血液。
LDLコレステロールが基準値を超えていると、血液がドロドロだという目安になります。
血液をサラサラにすることが、心臓病予防には大事だということですね。
では、いったい、この血液をサラサラにする「さばの水煮缶」には、どんな栄養素が含まれているのでしょうか。
それは、ドロドロの血液をサラサラにする成分、EPAです!
EPAとは、人間の身体に必要な栄養素の一つ。
体内で作れず食べ物で摂取するしかないのです。
青魚にはたくさんのEPAが含まれています。
青魚の中でも、特に加工された「さばの水煮缶」が最も効果が期待できるというわけ。
しめ鯖や塩焼き、さばを刺身で食べる方法よりも、水煮缶の方が断然良いのです。
刺身にする時に取り除くことが多い、皮や血合いの部分にいっぱい入っているEPA。
EPAは熱に弱いので、塩焼きにすると脂が出てきちゃいます。
水煮缶の良さは、作る時に生のさばを入れ、ふたをして加熱処理することで、中の汁に栄養分が全部入ってしまうこと。
さばの水煮缶には、骨ごと丸々、汁にまで栄養素がたっぷりなのですね。
ポイントは、煮汁も一緒に食べると、EPAという栄養分を逃さず摂取できるということなので、ここは押さえておきましょう。
ちなみに、EPA摂取量の目標は、1日1000mg。
最近のさばの水煮缶には、成分がちゃんと表示されているのですよ~~。
んん~~、今、うちにあった「さばの梅しそ風味」には書かれていなかったのですが、さんまの蒲焼にはこんな表示が・・。
さばの水煮缶なら、EPA1872mgなどと書かれているはず。
加熱処理をすると2割程度減ってしまうけど、それでも1000mgよりは多いですね。
1日1缶食べることによって、一日の摂取量が充分摂れるということ。
さばの水煮缶にプラスする食材で、さらに血液がサラサラになるレシピ
1日1缶、さばの水煮缶で血液サラサラ。
わかっちゃいるけど、毎日、これだけを食べるのは、ちょっとしんどくないですかぁ~。
そこで、管理栄養士・渥美真由美先生の登場です。
こんな書籍も・・。
体に良い食材を、積極的に食べることをすすめる渥美先生のレシピです。
さばの水煮缶と一緒に食べると、さらに血液がサラサラになって、効果アップ間違いなしの食材があります!!
〈大根〉 超簡単さば缶サラダ
一緒に食べると良い食材は大根です。
大根の辛み成分のイソチオシアネートは、血液をサラサラにする効果が期待できます。
【材料】 1人分
さばの水煮缶 | 1缶 |
大根 | 100g |
レタス | 30g |
塩 | 小さじ1/4 |
こしょう | 少々 |
レモン汁 | 大さじ1 |
オリーブオイル | 大さじ1 |
【作り方】
①さばの水煮缶を、汁ごとボールに入れる
②塩・こしょう、臭みを取るためのレモン汁とオリーブオイルを加える
③さばの身をほぐしながら混ぜる
④千切りにした大根を加え、味がなじむまでよく混ぜる
⑤レタスと一緒に盛り付ければできあがり
あっという間に作れますね~。
〈玉ねぎ〉 さばのトマト煮込み
続いてのプラス食材は、玉ねぎです。
玉ねぎを切ると、目が染みて涙が出ますよね。
その原因は、イソアリインという成分。
これも血液をサラサラにする成分です。
【材料】 1人分
さばの水煮缶 | 1缶 |
トマト水煮缶 | 1/2缶 |
たまねぎ | 1/4個 |
にんにく | 1/2片 |
オリーブオイル | 小さじ2 |
ケチャップ | 大さじ1 |
塩 | 少々 |
【作り方】
①オリーブオイル・にんにく・玉ねぎのスライスを鍋に入れて、玉ねぎがしんなりするまで炒める
②汁ごとのさばの水煮缶とトマトの水煮缶を入れる
③5分ほど煮込む
④最後にトマトケチャップと塩で味をととのえる
しっかりとご飯のおかずになる一品のできあがりです!
LDLコレステロールが気になる方は、これらの血液サラサラレシピがオススメですよ。
いかがでしたでしょうか。
心筋梗塞や狭心症の予防に効果的なのは、1日1缶の「さばの水煮缶」を食べること。
LDLコレステロールが気になるあなたにこそ、簡単レシピを試してみて欲しいと思います。
次回は、さばの水煮缶以外の缶詰レシピをご紹介しますね。
今日、書き切れんかったぁ~~(^▽^;)