大人ニキビを治す方法は、化粧品をやめて治療薬の保湿剤から始まった
顔にブツブツと吹き出物ができて、何ヶ月も悩んでいた春先。
50代になって、大人ニキビともいわれるような、こんな症状におちいるとは思ってもいませんでした。
はじめは、頬のあたりからぽつぽつ。
食べ物のせいか、タケノコを食べたことを思い出し、原因はこれかも!と思っていましたが、さすがに3ヶ月も治らないと違いますよね~。
あごの下が最もひどくて、口の周りにも。
ストレスのせいなのか、ビタミン不足なのか、ホルモンの関係なのか、肌荒れは女性にとって、最大の敵。
自分なりに保湿を強化したり、洗顔料を変更してみたりしましたが、いっこうに良くなりません。
今日は、大人ニキビで困っているアラフィフ世代の方のために!
皮膚科でのいきさつ、私の治療薬をご紹介しますね。
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大人ニキビの治療法は保湿剤から始まった
いくつになっても気になるシミやシワと同じように、ニキビも隠したいものの一つです。
赤い吹き出物が、1つや2つならまだ我慢できますが、日に日に増えていくブツブツは格好悪いもの。
いつも使用しているスキンケア製品を、ニキビ専用の商品に変えた方が良いか、いろいろ探してみたりもしました。
もう顔を洗う度に、自分の顔がザラザラしているのもイヤで、ぽつぽつニキビが恥ずかしい(/_;)
やっぱり皮膚科の先生にみてもらおうと決心したのは、4ケ月目に入った頃。
なんていったって、私の勤めている医院の副院長は皮膚科の先生なのですから。
問診では、使っている基礎化粧品のこと、シャンプーのこと、毛染めのことなどなど、いろいろ聞かれました。
まずは、今使用中の化粧品を全て中止。
保湿剤でしばらく様子をみましょうと言われました。
保湿剤2種類を基礎に治療です。
保湿剤でおなじみの「ヒルドイドローション」マルホ株式会社の薬です。
私は冬場の手荒れがひどくて、このヒルドイドローションを毎年愛用しています。
患者さんにも、事務員のオススメ保湿剤だと紹介しているほど、手荒れには効果てき面です。
もちろん、患者さんにもとても喜ばれ、リピターは非常に多いです。
とはいっても、化粧品ではなく、あくまでも処方薬なのですが(^-^;
もう1つの保湿剤は「ヘパリン類似物質外用スプレー」こちらは後発品(ジェネリック)です。
これは、私も知らなかったスプレーで、ヒルドイドローションと同じヘパリン類似物質という成分。
皮膚の水分を保持し潤いを保つ成分ですね~。
適量を噴霧するのですが、超乾燥肌の私は、1日に何回もシュッシュ!としてしまいます(笑)
これ、逆さまでもスプレーできる優れもの。
皮膚科を受診してから、化粧水代わりに「ヘパリン類似物質外用スプレー」乳液代わりに「ヒルドイドローション」と、毎日のスキンケアはたったこれだけです。
最初、先生は「ヘパリン類似物質外用スプレー」だけの治療といわれました。
私が頻回に使いすぎなのか、あっという間になくなってしまうので「ヒルドイドローション」と併用させてもらっています。
サラサラで使い心地の良いヒルドイドローションは、私のお気に入りなのです。
でも、これが、乳液代わりに顔へ使うとは思ってもみませんでした。
意外にも、普段使用している基礎化粧品よりも保湿効果は高く感じて、肌はカサカサせず、一日中潤いたっぷりなのです。
ニキビ治療薬のクリームは抗菌剤
2種類の保湿剤を使った後、赤いブツブツの大人ニキビには「ナジフロキサシンクリーム」を塗っています。
これは「アクアチムクリーム」の後発品で、ニキビの治療に使われる外用薬。
細菌を殺し、感染を治療する作用があります。
ニキビの原因菌であるアクネ菌を殺菌して除去することで、赤みや腫れを改善してくれる抗菌剤です。
2種類の保湿剤を顔全体に、あご・頬・口の周りにできている吹き出物だけに、直接けっこう厚めに抗菌剤を使用。
こうして1ヶ月経った今では、随分良くなってきています。
まだ、先生からは化粧品の使用許可は出ていませんが・・(>_<)
*後発品(ジェネリック)って、いったい何?という方は、
ジェネリックは知っているけど、オーソライズド・ジェネリックとは何? ← こちらの記事で、少しふれていますよ。
50代で、いつまでもすっぴんは辛い!!
早くメイクがしたいものです(^▽^;)
アラフィフになってから、吹き出物に困るなんて、大人ニキビは菌だけが原因ではないのかもしれませんね。
ストレスや疲れ、ホルモンバランスなんかも関わってくるのでしょう。
閉経が近づいてきたり、自律神経なども関係しますよね。
寝不足、食生活の乱れ、アルコールや喫煙。
私は、アルコール飲めないし、喫煙もしません・・エヘッ(〃▽〃)
外用薬の使用だけではなく、身に覚えのある生活習慣の見直しも必要ですね。