緑茶の7つの健康効果、注目成分カテキンとは

こう寒くなってくると、あたたかいお茶を飲んで、ホッと一息したくなりませんか。
日本人はずいぶん昔から、緑茶を飲むことが多いですよね~。
最近では論文でも報告されているので、緑茶の健康効果は注目されています。
私は、年がら年中、冷たい麦茶を飲むことが多いのですが、本当は温かいお茶を飲んだ方が、体を冷やすことがなくて良いかもしれません。
なんとなく苦くて、今まであんまり緑茶を飲んできませんでした。
緑茶の持つ健康効果を見直すとともに、半年くらい前からすすんで飲むようになったおバカな私(^^;
緑茶には、いろんなすごい作用があるのにね~。
本日は、緑茶の7つの健康効果について、まとめてみようと思います。
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緑茶に含まれる3つの成分とは
緑茶の成分を語る時に外せないのがカテキン。
ポリフェノールの一種です。
次に、カフェイン。
テアニンという成分も含まれています。
もう少し、詳しくみていきますよ~(^o^)丿
◎カテキン
お茶の葉っぱには、4種類のカテキンが含まれています。
そのうち、緑茶に多く含まれるのは、エピガロカテキンガレート(EGCG)とエピガロカテキン(EGC)。
約7割がこの2つの成分です。
カテキンには、抗酸化作用や体脂肪燃焼効果、血液や血管を健康に保つともいわれています。
EGCGには抗炎症作用・抗がん作用、ECGには免疫細胞を調節して活性化させる作用など。
↓↓ がん予防に注目されているカテキンについては、昨日も少しだけ触れました。
日本が長寿国なのは和食のおかげ、どんな食材で健康に? にも書いています。
◎カフェイン
利尿作用や覚醒作用があります。
緑茶は、眠気も防いでくれるのですね~。
アルコールの代謝を高めるともいわれていて、二日酔いにも良さそう。
◎テアニン
これは、うま味成分の一つでもあるアミノ酸の一種。
リラックス効果があります。
脳神経に働きかけて興奮をおさえたり、睡眠の質も良くしたり、気持ちが落ち着くかもしれませんね。
論文でも報告される7つの健康効果
①内臓脂肪を減らす
緑茶はダイエットに最適だとか、緑茶を飲むと痩せるとか、そんな話しを聞いたことありませんか。
肥満予防や脂肪燃焼効果。
1日に5~6杯(1杯200ml)といったところでしょうか。
食事と一緒に飲むことで、肝臓の機能を引き上げます。
血液中に増えすぎたコレステロールを処理する肝臓。
その手助けをするのですね。
脂質の吸収を抑えるとも言われています。
濃い目のお茶で、ダイエットにも良さそう。
②認知症予防に効く
記憶力を改善して、認知機能を高めます。
アメリカの動物実験で、脳機能が向上するという報告も。
1日2杯以上飲み続けると、認知症になりにくいという研究報告もあるので、最近物忘れがひどい私にも嬉しいことです(^▽^;)
③がん予防
疫学調査で、胃がんや前立腺がんの発生リスクが低いという報告もあります。
カテキンの抗酸化作用が、発がんを促す酵素の働きを抑えるのだとか。
④動脈硬化を予防
これもカテキンの抗酸化作用が、血液をサラサラに保ち、LDLコレステロールの酸化を防ぎます。
血管が柔軟になれば、動脈硬化を予防できますものね~。
そういえば、うちの母、悪玉ともいわれるLDLコレステロールが高くて、薬を飲んでいるのです。
緑茶を、意識的にたくさん飲むように言ってみようかしら・・。
⑤脳機能予防
脳梗塞・脳出血などのリスクが下がるといわれています。
これらの脳の病気って、高血圧や動脈硬化とも関係。
EGCGやEGCが、高血圧を招く酵素を抑制するのだとか。
私のような50代にもなると、だんだん血圧が高くなってきて、友人でも薬を飲んでいる人いますね~。
⑥死亡リスクが下がる
国立がん研究センターのグループで、病気の原因を特定しない脂肪リスクが1割下がったという報告。
緑茶を全く飲まない人と、1日3杯以上飲む人では、リスクが1割も違うんですね。
⑦リラックス効果
アミノ酸のテアニンのリラックス効果。
なんでも、このアミノ酸、冷水で1時間かけて、ゆっくりひたして飲む方が良いんですって。
私が、半年前から使っている、スーパーで買った安い緑茶です。
ティーパックで簡単。
ゆっくり、水出し緑茶で飲んでいます。
これ、リラックス効果があったんですね~(*^^*)
寒くなってきたので、これからは、ほっこり温かいティーバッグ緑茶も飲もうっと!!
他にも、カテキンには殺菌効果があるとか聞いたことがあります。
うがいをするとか?
口臭予防にも・・。
いろんな効果がありましたね~~。
緑茶の7つの健康効果。
1日5杯くらい飲めば良いでしょうか。
ペットボトルの飲み物を買う時にも、緑茶を買うようにしている今日この頃。
本日は、日経ヘルスを参考にして書きました。