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2016年 100人超が麻疹(はしか)、予防接種をしていても一度感染していてもかかる?

2016/09/23
 
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関西から広がっているとされる麻疹(はしか)が、とうとう100人を超えて、今後ますます広がっていくといわれています。

でも、この100人って流行といえるほどの人数なのでしょうか。どうも流行っているということが、全国的にインフルエンザが広がっているような様子をイメージしてしまって・・(-_-;)

(すみません、ひんしゅくですね・・)

実際のところ、私が勤めている医院には一人も感染した患者さんは来られていません。

一人だけ、ひょっとするかもと思える女性がいましたが、確定判断方法のひとつ「コプリック斑」がなくて、院長は麻疹だとは診断されませんでした。

コプリック斑とは、口の中の粘膜にできる白色の斑点で、少し膨らんでいるのですね。子供がかかりやすい病気だという認識なのですが、そうでもなかったりします。

たしか、2007年に大流行とされた麻疹では、1600人超だったということ。あの時は、大学生の間で広がったんでしたよね~。

それに比べると、今回はそんなに多くはないという気もしますが、ただ関西から広がったというニュースで、大阪に住む私にとっても、医療事務という仕事柄からも気がかりです。

 

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麻疹は一度かかれば二度と感染しない病気

 

そもそも麻疹って、ワクチン接種が始まって以来、ほとんどかからない病気なのでは??とか、小さい頃に麻疹に感染したら、もう一生かからないのでは?とか思いますよね。

幼少の頃、一度予防接種したから大丈夫、自分には関係ないなんて思っていたり・・。

私達世代になると、麻疹ってみんなが小さい頃に、普通にかかるものだと思っている人も多いことでしょう。まだ、麻疹ワクチンなどの定期接種なんてなかった時代なのでは?

小さい頃に一度かかれば、さすがに大人になってからは感染しないと思っていました。だって、抗体ができて免疫もばっちり・・ってね。

うちの事務スタッフですら「小さい時に麻疹にかかったから、もう私はかからないと思っていた」と言うほど。

 

それもそのはず。麻疹は『2度なし病』ともいわれていて、1回かかると2度とかからない病気だったのです。

はしかにかかると、高熱が出て体中に発疹が出てきます。その時、体内の全てのリンパ球が全力でウィルスをやっつけようと格闘。

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この大量のリンパ球が頑張ってくれたことで、体内のリンパ球が活性化されて、抵抗力が出来上がっていたのですね。

 

麻疹が流行するのは、なぜ?

 

こうやって麻疹に対する抵抗力が出来上がったのに、最近では「2度なし病」ではなくなってきています。

どうしてなのでしょうか。

確かに、麻疹ウィルスに感染して、それに対する免疫はできます。でも、考えれば、その免疫がずっと一生同じような値であるかといえば、そんなわけないですよね。

私の勝手な考えですが、歳をとって老化していくのに、免疫力だけがしっかりそのままとは思えないですもの。

やはり免疫も時とともに減っていくわけですが、抗体が少なくなってきた頃に、麻疹の流行がやってきて、2度目の感染にあっている人がいるのです。

この2度目の感染の時、1度目と同じような症状があらわれず、知らない間にかかっていたということ。

こんな場合、抗体の値は再び増加して上昇するのです。なるほど、初めて麻疹にかかる人がいてるおかげで、1度かかった人は、少なくなった抗体の値を増やすことができていたというわけですね。

かかっても症状が出ない「2度なし病」の意味が少しわかった気がします。

ということなら、大人になって麻疹が流行することはないのでは?ということになりますよね。なぜ、今、流行しているの?

現在では、麻疹の定期予防接種が、1歳児と小学校入学前1年間の計2回。この時期までに2回接種することで、実際に麻疹にかかる子供は少ないということです。

自然にはしかにかからないということは、ワクチンのおかげで流行が小さくなってきているといえます。

流行が減ると、抗体の値が少なくなってきている人にとっては、症状の出ない2度目の感染に出合わないということになる可能性が・・。

そうなると、全く予防接種をしていなくてかかる人の他に、本当に2度目の麻疹に感染する人で流行するということになりそうですね。

定期予防接種のおかげ、今では自然に麻疹にかかる人がいないといわれるほどです。今年流行っている麻疹の感染者は、接種歴のない人が多いということからもわかります。

 

予防は麻疹ウィルスワクチン予防接種が一番

 

今でこそ、定期ワクチン接種は2回ですが、ちょうど2007年の大学生の間で流行した時は、まだワクチン接種は1回でした。

ちょうど、うちの下の子供が、その経過措置といわれるあたりで、5年の間に1回、2度目の予防接種が受けられました。

ワクチン接種1回の年代、20代後半から30代の谷間世代の方は、要注意ですね。はい、うちの上の子は、任意接種を実費で受けましたよ~。

40代以上は自然にかかっているケースが多いので、まだまし。ワクチンでできる抗体の値より自然感染の方が抗体価は高いということです。

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ちなみに、うちの医院では、麻疹ワクチン接種5000円、MRワクチン(麻疹・風疹)は10000円です。

予防接種は値段も高いので、小さいうちに、定期接種を無料で忘れずに受けて下さいね。2回の予防接種で、ほぼ防げる病気ですから。

 

ですが、任意でワクチン接種を希望のあなた!!

問い合わせも何度かあるのですが、現在、麻疹ワクチンは品薄で、入荷予定なしです。

はしかウイルスはとても感染力が強く、空気感染や飛沫感染などで、あっという間に広がります。免疫を持っていなければ、必ずといっていいほどうつります。

一度しかワクチンを接種していない方、まれに、はしかにかかってても流行が小さくて、抗体価が少なく、2度目の感染で症状が出てくる人もあるということですね。

ワクチンも少なく、今後もますます感染者は増えるかもしれません。これからが心配です。

 

 

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