物忘れがひどい!やばい!対策は脳を休めることから
とっさに言葉が出てこないなんてこと、あなたもありませんか。
50歳を過ぎてから、ますます物忘れがひどくなってきて、落ち込むことも度々。
これ、仕事にも影響出てきたら、マジでやばいですよね~。
「あの~」「あれ」と言っておきながら、
「ほんま、あれってよう分かるわぁ~~」と自分で突っ込む!(笑)
すぐに言葉がみつからず、人の名前もスッと出てこないなんて、しょっちゅうです。
過去にあった出来事を思い出して話そうとしても、何一つ具体的に言えないということもあるでしょう。
これって、加齢のせい?
50代だから??
今日は、もの忘れについて、いつものように関西ローカル番組「おはよう朝日です」を参考に書き進めていきますね。
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若い人達にも物忘れの症状が!
うちの医院の患者さんは、ご高齢の方が多くて、相談によっては、脳神経外科・もの忘れ外来に紹介することもあります。
ご本人から「最近、本当に物忘れがひどくて・・」と言われる場合。
ご家族が心配して病院の紹介を希望される場合。
いろいろありますが、スタッフ皆でよくいうのは、まず人の名前が出てこないということです。
患者さんの名前が思い出せなくて、申し訳ないというパターン。
診察終了後でも「今日来院された、ほら、ほら、あの~、あの人、誰やっけ?!」みたいな。
「○○さん?」「△△さん?」「□□さん!」と、それぞれクイズみたいに、思い当たる患者さんの名前を言い合ってるスタッフって、笑っちゃいますよね。
おくむらメモリークリニックの奥村歩院長によると、もの忘れ外来には、以前のように患者さんは60代から・・とは言えないようでした。
今や30代・40代も多く受診されるとか。
もの忘れの症状に、真剣に悩む人がたくさんおられるのですね~~。
私も、何を隠そう、仕事中に看護師から言われたことを忘れていて、催促され、ハッと思い出すことがあります。
あせるぅ~(;^_^A
さっき言われたことを、もう、すぐ忘れているのですよね(^^;)
おくむらメモリークリニックで、実際に相談のあった物忘れの例。
◎毎日一緒に仕事している同僚の名前が出なくて忘れしてしまった。
◎資材の発注を忘れて、部署全員の仕事が止まってしまった。
◎大事な顧客データの入ったUSBの解読パスワードを忘れてしまった。
私も仕事中に忘れてしまったのは、ほんと笑えないことで、しまった!と落ち込むわぁ~、凹むわぁ~で、悩みました。
奥村先生は、それが体調の悪い時に出る程度なら心配しなくても良いと言われます。
でも、それが続いたり、今までやれていたような仕事が非常に手間取るような、その人らしからぬミスが増えてきた場合は、対策が必要だということ。
私も、他人事ではありません。
新しいことが、頭に入ってこなくなっている感じがして、一日経ったら、見事に忘れていることもあります。
アカンアカン!
スーパーへ行って「何買うんやった?」とか、何かを取りに来て「何探しているんやったっけ?」なんて、一人でじーっと考え込んだりしています(笑)
もの忘れのメカニズムって?
では、もの忘れって、どうしておこるのでしょうか。
もの忘れに対応するには、まず、記憶のしくみを理解する必要があります。
① 覚える
② 貯める
③ 取り出す
記憶とは、この3つのプロセスから成り立っているということ!!
この①『覚える』という第一段階で、すでに問題があるのが、認知症。
そもそも「忘れる」ではなく「覚える」に問題がある場合です。
例えば、食事をしたばかりなのに、食べていないと言うケース。
それに対して、人やものの名前が出てこないという場合は、時間が経ったり、家に帰ってゆっくりしている時などに、ポッと思い出しますよね。
それは、本当に忘れているのではなくて、脳のどこかにきちんと貯蔵はされているのです。
忘れているわけではなく、脳に貯めてあるところからベストなタイミングで、取り出せていないということ。
第三段階③「取り出す」という部分で、問題があることが多いのです。
ド忘れやうっかり忘れといった部類の、もの忘れだということですね~~。
良かったぁ~~ ε-(´∀`*)ホッ
私のうっかり忘れも、一応、ちゃんと一旦、頭には入っていたぁ~~。
では、記憶を取り出しにくくなるもの忘れは、どうして起こるのでしょうか。
もの忘れの原因とは
① 脳の老化
やっぱり、老化かぁ・・。
30代や40代であっても、脳の老化はあります。
10代や20代の時と比べて、体力が落ちたなぁと感じているはず。
体の老化と同じように、30歳を過ぎれば、脳も老化が始まっています。
② 脳の疲労
脳過労ですね。
脳が疲れることによって、記憶を引き出す力が弱ってくるというわけ。
なので、言葉が出にくくなってくるのです!
私の脳も疲れているのでしょうか。
えッツ!!やっぱり歳のせいやって??コラッ
私達は、知らない間に、脳を疲れさせる生活を習慣にしてしまっています。
① 同時にいくつもの作業を行う
例えば、2階にものを取りに行って「ん?いったい何を取りにきたんやろ?」って思うこと、ありませんか。
何を隠そう( ^ω^)・・・私は、しょっちゅうです・・。
自慢じゃないですが。
それは、階段を上るという動作と、ものを取りに行くという動作を同時にしていることになるのです。
そのうえ、階段を登りながら、仕事の案件を考えているという作業までもが、プラスされるということもありますよね。
このように、いくつものことを同時にやればやるほど、もの忘れが増えるというわけ。
同時進行する作業が多くなればなるほど、脳は疲れちゃいます。
② 脳を常に刺激にさらす
普段の生活の中でも、仕事や家事の間に、テレビやメールチェック、ゲームなど、絶えず何かをしていませんか。
私も、ほとんどパソコンをしていたりします。
こうやって、ブログ書くのも・・。
こんなふうに、情報を刺激として受け続けていると、ますます脳を疲れさせてしまいます。
パソコンやケータイは、便利で素晴らしいアイテムですが、使い過ぎは脳を疲れさせてしまう原因にもなりかねません。
日頃から時間に追われて、いくつもの作業を同時に進めてしまいがちな日常。
やっと休憩、一息つけると思っても、結局、ケータイやパソコンを見て、常に情報を追いかけている生活。
そりや、脳もしんどいですよね~。。
こうした生活を繰り返すことで、脳は過労状態になり、処理能力も低下して、もの忘れがおこりやすくなるのです。
脳は、いくつになっても成長するのです!と言われる奥村院長。
脳過労が続くと、脳の成長はストップ、成長しなくなるとも。
大変やんΣ( ̄□ ̄|||)
もの忘れ予防には、脳に疲れをためないことが大切ですね。
脳に疲れをためない物忘れ対策とは
① 同時に2つのことをしない
もともと、人間は同時に2つのことはできない仕組みになっています。
どうしても時は、優先順位をつけて、ひとつずつ処理していきましょう。
② ボーっとする時間を作る
最新の研究では、脳を最も育てるのは、ぼんやりすることだということが分かってきているのだとか。
ぼんやりすることは、自分の置かれている状況を改めて見直す時間。
自分の状況を把握するための時間を持つことで、脳内の整理整頓されます。
記憶を取り出す力がアップするので、一日5分でも良いので、ぼんやりした時間を持ちましょう。
なかなか、ボーっとする時間なんてなくて、気持ちに余裕のない日々を送っている私だわぁ(^▽^;)
もの忘れも、増えるわけやね。
意外に、ぼんやりすることって難しいかも・・。
③ マンネリ化した習慣を変えてみる
普段と違うことをやってみましょう。
友達と連絡を取る時、メールではなく、電話をするとか、手紙を書くとか、直接会いに行くとか。
少しだけ、変化のあることをしてみるのも大事。
俳優さんの名前が思い出せない時には、すぐに調べず、少しは頑張って、自分の頭で考えてみるのも、もの忘れ予防になるのですよ。
いかがでしたでしょうか。
奥村院長先生のお話は、とってもわかりやすく、参考になりました。
私も、心に余裕をもって、ぼーっとする時間をできるだけ作ろうっと。
もの忘れで、職場のみんなに迷惑がかかっちゃうと大変(^^;)