インフルエンザの流行はいつ?予防接種は早い方が良いの?
2016年もインフルエンザの予防接種が受けられる時期になりました。毎年、10月頃になると、患者さんの問い合わせもちらほら。
昨年の予防接種では、インフルエンザワクチンの中身、種類が増えたということが話題でしたよね。
詳しくいうと、従来のA型2種類とB型1種類の合計3種類だった3価ワクチンが4種類になったというものでした。
A型2種類、B型2種類の4価ワクチンの予防接種で、値段の方も例年より値上がりしたなぁ~と感じた方も多かったかもしれません。
値段が上がったとはいえ、予防意識が高く、接種に来られる方はいつもと変わりなく多くおられました。
今年2016年も、そろそろインフルエンザに注意しなければならない季節が近づいてきたというわけです。
いつ頃に予防接種をすれば良いの?、流行する時期って?なんとなく気になりますよね~。今日は、そんなことも含めて書いてみようと思います。
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今年のインフルエンザの流行はいつ?学級閉鎖も・・?
昨年のインフルエンザでは、9月の中旬に関東方面で学級閉鎖というニュースがあって、驚いたことを覚えています。
幸い、私が住んでいる関西方面では全くという感じでした。参考に、去年うちの医院で初めてインフルエンザに罹った患者さんを調べたところ、12月24日。
去年は、始まりが遅かったですね~。というか、インフルエンザなんてない方が良いし、はやっている期間が短い方が良いに決まっていますが、かかっちゃうんですよぉ~(>_<)
今年2016年も、先日、大阪のある市で学級閉鎖という噂が流れていました。最近、朝晩の気温の変化が大きく、朝方「さむぅ~~」と感じる日々もあったりで、体調壊しやすいかもね。
このところ、高熱の患者さんも多くなってきて、何を隠そう、うちの息子も40度近い熱を出して、4日間も仕事休んでいました。
インフルエンザの検査もしましたが、陰性で大丈夫。とはいうものの、高熱で関節痛・悪寒・頭痛と、もうクタクタでふらふらになっていました。
そんな先週でしたが、うちの医院にも一人、A型インフルエンザの患者さんが!
昨年の12月24日のことを思えば、随分早い第1号です。去年よりは早く「流行」というニュースが流れる予感がしますね~。
この時期まだまだ、流行というわけではありませんが、予防接種を受けに来られる方も増えてきています。
インフルエンザ予防接種はいつ打つ?ワクチンの値段は?
インフルエンザワクチンは10月に入ると、だいたい入荷できたりしますが、いつ頃打つのが良いのでしょう。
うちの医院でも、もう何人かの方々が接種されていましたが、こんなに早く打って効果は続くの?なんて思いませんか。
ワクチンの効果は、接種してからおよそ2週間してから発揮します。効力は5~6ヶ月。
10年くらい前だったでしょうか、春先4月頃まで流行していた年があったのは・・。
そんなことを考えると、まだ流行っていない10月は堪えて、11月に入ってから接種したら良いのかな~と、私個人的には思っています。
うちの母も、毎年11月に入ったら接種。私達、医院のスタッフも11月初旬には、全員打ちますね~。
インフルエンザの予防には、予防接種が一番といわれていますが、ワクチン代もバカにはなりません。
家族が多いと、それなりの値段になりますよね~。
冒頭にも書きましたが、インフルエンザ株が4価になって、より多くインフルエンザウィルスから予防できるようになり、重症化も少なくなることが期待されます。
今年も昨年同様、4価のワクチン。
ちなみに昨年は、A型株が『A/カルフォルニアとA/スイス』B型株が『 B/プーケットとB/テキサス』でした。
2016年~2017年は、『A/カルフォルニアとA/香港』B型株が『B/プーケットとB/テキサス』
うちの医院は、昨年同様、1回3500円となっています。小学6年生までのお子さんは、2回接種で2回目は3000円。
これらの予防接種料は自由診療、自費扱いで、病院によって値段はまちまちです。
1500円というお安い医院があるという情報なども聞くので、何件かあたってみるとお得かもしれませんね。
安いからといって、ワクチンが3価などということはありませんから。
高齢者といわれる方々は、それぞれの市町村でもっとお安く接種できますので、尋ねてみることをオススメします。
ちなみに、うちの市では、10月15日から65歳以上1000円です。
手洗い・うがい・マスクなどで予防することも大切ですが、インフルエンザワクチン予防接種も選択肢の一つ。
予防接種をお考えの方へ、少しは参考になりましたでしょうか。